カーボンフットプリント
東京都 丸の内・渋谷周辺エリアで実施しているRe&Go cup実証実験では、カーボンフットプリントを公開しています。
Re&Go cupなどのシェアリング容器は、一般的に製造・廃棄時の環境負荷は使い捨て容器よりも高いですが、洗浄し繰り返し利用することにより、トータルで環境負荷が減ります。
現在のカーボンフットプリントを毎月末に更新します。
1.使い捨てカップとの比較
Re&Go cupを利用すると使い捨てカップの利用がなくなるため、カップ1個当たり「約38g」のCO2排出量が削減*できます。
*Re&Go試算。使い捨てカップの製造・廃棄時CO2排出量に相当します。


2.Re&Go全体でのCO2削減効果
Re&Go cupは4月末時点で「10,110個」の利用、「384.2kg」のCO2排出量を削減できました。
一方で、Re&Go cupの製造・廃棄・輸送・洗浄にかかるCO2排出量は、累積「4,634.5kg」でした。

輸送のCO2排出量 「220.8kg」
洗浄パートナー施設と加盟店舗間のRe&Go cup輸送にかかったCO2排出量です。
輸送個数を多くしたり輸送距離を短くすると、環境負荷が減らすことができます。
洗浄のCO2排出量 「69.1kg」
洗浄工程でのCO2排出量です。
製造・廃棄のCO2排出量 「4,344.6kg」
Re&Go cup製造時のCO2排出量と、将来廃棄をする際にかかるCO2排出量を算出しています。
3.過去の実績
2022年実績
月 | 利用店 | 個数 | 達成率 *1 | 使い捨て回避 | Re&Go容器 *2 |
---|---|---|---|---|---|
4月 | 33店 | 10,110個 | 8.3% | 384.2kg | 4,634.5kg |
*2 Re&Go容器の製造・輸送・洗浄で発生したCO2排出量を算出した数値
4.今後のRe&Goの取り組み
Re&Go cup利用が増えると、使い捨てカップのゴミゼロと同時にCO2排出量も削減できます。
Re&Go cup製造などで発生したCO2排出量を打ち消すため、より多くの方にRe&Goサービスを選んで頂けるようにしていきます。
監修:東京大学 地域循環共生システム研究室
協力:地球・人間環境フォーラム
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